NICU 看護師の求人に強い転職サイトは、どこ? NICU 看護師の記事一覧

NICUの看護師が立てる「看護目標」とはいったいどんなもの?

看護師として仕事をする上で欠かせないのが「看護目標」ですね。日々、漫然とケアをするのではなく、しっかりとした目標を立てて看護ケアを行うことはとても大切です。

看護目標には、その診療科の特徴や看護ケアの内容が非常にわかりやすく表れています。

それでは、NICUの看護師が立てる「看護目標」とはいったいどんなものなのでしょうか?

NICU 看護師が立てる「看護目標」は「後遺症が残らない生存」

NICUに入院する赤ちゃんは、早産のために未熟な状態で生まれてくることが多いため、後遺症が残ってしまう可能性が高くなります。

特に1500g未満で生まれる「超低出生体重児」や「極低出生体重児」は、精神遅滞や脳性麻痺などの後遺症が残りやすいことがわかっています。

このような赤ちゃんに対して、できるだけ後遺症を残さないような看護ケアが求められています。

それは、「ディベロップメンタルケア(発達ケア)」と呼ばれる看護ケアです。

例を挙げると、生まれたばかりの赤ちゃんには、「ポジショニング」「ハンドリング」といった看護ケアを行います。

ポジショニングは、本来であれば胎内で取るような姿勢を赤ちゃんに取らせることで、筋力がちゃんと育つことを目的としています。

また、ハンドリングは、様々な処置のストレスを出来るだけ軽減するために、必要な時以外はなるべく赤ちゃんに触らない「ミニマル・ハンドリング」というケアを行います。

更に赤ちゃんが成長してくると、今度は、適切な刺激を与えることも必要になってきます。

母親の裸の胸に赤ちゃんを乗せるカンガルーケアや、優しく赤ちゃんに触るタッチケアなどを取り入れます。

口からの栄養摂取が出来るように、赤ちゃんの様子を見ながら、哺乳のトレーニングを行うこともあります。

このように、赤ちゃんの状態に応じて適切な看護ケアを行うことで、なるべく後遺症が残らないようにすることがNICUの看護師が立てる大きな「看護目標」です。

NICU 看護師が立てる「看護目標」は「ファミリーセンタードケア」

ファミリーセンタードケアという言葉は、NICU以外ではほとんど聞かれない用語です。

ファミリーセンタードケアとは、言葉通り、家族を中心とした看護のことを指します。

赤ちゃんだけをケアの対象としてみるのではなく、その家族も含めて1つのケア対象としてみることが大きなポイントです。

看護師が立てる「看護目標」も

・家族が病室で過ごしやすい環境づくりをする

・交換ノートを使って患者家族とのコミュニケーションを図る

・家族が中心となって清潔ケアや排泄ケアを行う

・・・など、常に家族が主体になった視点での「看護目標」を立てます。

NICU 看護師が立てる「看護目標」は「母乳栄養の促進」

NICUでは、母乳栄養の促進も大きな「看護目標」の1つです。

生まれてすぐに赤ちゃんが入院し、母親が授乳することが出来ない環境では、母乳栄養を続けることが難しくなりがちです。

しかし、母乳には、赤ちゃんにとって非常に消化が良いというメリットや、母親が育児に主体的に参加し、母親自身の回復も促すという大切な役割があります。

そのため、NICUの看護師は、母親が母乳育児を続けられるという「看護目標」を立て、搾乳方法についての相談・助言を行うなどのケアを積極的に行っていきます。

NICU 看護師が立てる「看護目標」は「地域と連携した退院指導」

NICUの看護師が「看護目標」とするのは、NICUに入院していた赤ちゃんが元気になって退院するだけでなく、退院後も自宅で家族と健康に、幸せに日々を送ることです。

赤ちゃんによっては、退院後も胃チューブや在宅酸素療法を利用しなければならず、家族がその手技をきちんと理解する必要があります。

また、在宅看護を利用したり、リハビリ通院を続けていくケースも珍しくありません。更に、赤ちゃんに後遺症が残ってしまった場合は、家族の心理的なサポートも重要になってきます。

今までは赤ちゃん・家族の側に寄り添うことが出来ていた看護師も、退院した後は、今までのようにサポートしてあげることができません。

そのため、在宅看護のスタッフや地域の保健師に事前に申し送りをしたり、利用するサービスを一緒に検討するなど、退院後もスムーズにケアが行われるように準備が必要になります。

いかがでしたでしょうか。

NICUの看護師が立てる「看護目標」からは、入院中の赤ちゃんに後遺症を残さないようにするケアだけでなく、入院中から退院後を見据えたケアをしていく必要性があることがわかりますね。

この点は、医師よりも看護師が中心となってプランニングしていく部分なので、他の診療科と比べてやりがいを感じられる分野だと思います。

そんなNICUの看護師に大変だとしても、なってみたいと思ったのなら、当サイトランキングの、NICUの求人に強い転職サイトへ登録してみてください。

NICUへの配属確約の交渉もコンサルタントがやってくれますので、転職後に希望したNICU以外の科に配属されるリスクを避けることができます。

NICU 看護師の求人に強い転職サイトは、どこ? NICU 看護師の記事一覧

転職サイトランキングを見る