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NICUは看護師が勉強で何を学んだらいいの?

NICUの看護師を目指して転職活動を始めようと思っているけれど、基本的な知識は配属前に押さえておきたい!と思う看護師さんは多いでしょう。

事実、NICUでは、成人看護で身につけた知識が通用しない場面が多々あります。

NICUで働く前に勉強した方が良いポイントとはなんでしょうか?

NICU 看護師の勉強は赤ちゃんの解剖生理から始める!

解剖生理であれば、既にしっかり頭に入っている!と思われる看護師さんも多いのではないでしょうか。

けれど、それはあくまで「成人の」解剖生理です。

NICUに入院する赤ちゃんは、生まれたばかりか、本来はお腹の中にいるべき時期の赤ちゃんばかりです。そのため、解剖生理も、大人とは異なる点が多くあります。

呼吸

例えば、赤ちゃんはお腹の中では肺で呼吸をしておらず、へその緒から酸素を取り入れており、出産と同時に肺で呼吸を始めます。

何らかの理由で早産となってしまった赤ちゃんは、肺が未完成なまま生まれてきてしまうため、看護師も、胎児と新生児両方の肺機能について、しっかり学習しておく必要があります。

肺機能だけでなく、循環動態も大きなポイントです。

循環

胎児のときは、お腹の中で母親の胎盤を通して血液循環をしています。

これが、生まれてへその緒の血流が途絶えると、赤ちゃん自身の心臓で血液循環が行われるように一気に変化します。

このように、出産に伴い、赤ちゃんは大きく体の機能を変化させるため、医療は呼吸器や薬剤を使ってその変化をサポートしなければなりません。

出産と共に変化する呼吸・循環については、関係する病気をケアする場面も多くあるため、きちんと学んで理解しておく必要があります。

NICU 看護師の勉強はバイタルの正常値をしっかり覚えること!

赤ちゃんの「平熱」をご存知でしょうか?

大人だったら微熱の部類に入りますが、赤ちゃんの場合、37.5℃程度までが平熱とされています。

更に、呼吸数も30~60回と、大人の12~20回と比較してかなり多くなります。同じように脈拍は成人よりも多く、血圧は逆に低くなります。

また、同じ赤ちゃんであっても、体重や在胎週数によって微妙にバイタルサインの正常値が異なっているので、注意が必要です。

NICUに配属されると、最初のステップとして新生児のバイタル測定から始まることが予想されます。

更に、NICUでは、保育器の中に入っている赤ちゃんのバイタルサインを非常に細かく(1時間おき、2時間おきなど)観察・記録するのが仕事の基本となります。

基準値はしっかりと勉強して頭に叩き込んでおき、異常があればすぐに医師へ報告できるようにしなければなりません。

NICU 看護師の勉強は胎児の状態を学ぶことも大切

NICUでは、急な出産に伴う入院に対応しなければならないこともよくあります。その際、産科病棟からの情報として、母親の病歴や出産までの経過が申し送られます。

そこから入院準備に入るわけですが、NICUの看護師が重視するポイントは、在胎週数です。

赤ちゃんが妊娠何週目かを知ることで、赤ちゃんの出産後の状態がある程度予測できるためです。

例えば妊娠23週であれば、体重が400~500gと非常に小さくなります。呼吸・循環共にかなり未熟で、出生後に呼吸器を使うことは避けられません。

そのため、呼吸器は赤ちゃんにつなげるだけでいいところまで組み立てる必要があります。

更に、へその緒を利用した「臍帯動脈カテーテル」を準備したり、使う薬剤もかなり多くなってきます。

逆に妊娠28週を超えていれば、自発呼吸(自分自身で呼吸すること)が出来ることも多く、呼吸器を組みたてる前の段階で用意するだけにとどまることがあります。

使用する薬剤も23週の赤ちゃんに比べると少なくなり、臍帯動脈ではなく、点滴のルートを取る準備をしておきます。

このように、胎児が何週だとどうなっているかを知っておくことが、NICUの看護師にとってはとても大切です。

胎児を直接見ることは出来なくても、この知識を活用して、効率的な入院準備をすることができるからです。

新生児のケアだから妊婦・胎児の勉強は不要というわけではなく、併せて勉強しておく必要があります。

NICU 看護師の勉強には心理学も必要!

NICUでは、病気・早産の赤ちゃんの両親へのケアがとても大切になってきます。

予想していたよりもずっと小さな赤ちゃんの姿に衝撃を受けたり、赤ちゃんが病気を抱えていることを受け入れられず拒絶してしまうこともあります。

そのような両親の気持ちを受け止め、わが子を愛せるように関わっていくことは、NICU看護の中でも最も難しく、やりがいのある部分と言えます。

NICUへ転職した当初は、解剖生理や疾患の勉強に多くの時間を費やすことになるので、心理学に関しては後回しにしがちです。

転職前の余裕があるときに、書籍を読んで自分なりに知識を深めておくと良いでしょう。

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